Entrupyがスニーカー鑑定サービス Legit Check Tech を発表、客観的で拡張性のあるソリューションでマーケットプレイスや小売店の偽造品対策を支援

by EntrupyJapan

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2020 年 2 月 5 日 (ニューヨーク) :AI によるブランド品の鑑定サービスを提供する Entrupy は、本日、スニーカーを鑑定する新ソリューション「Legit Check Tech」 (レジット・チェック・テック、以下「 LCT 」) を発表しました。全世界で500億ドル(約5.5兆円)以上の規模があると言われ、2025年までに総額950億ドルに昇ると予測されるスニーカー市場における、偽造品の蔓延に対抗するため開発された最新ソリューションです。テクノロジーとデータを活用した正確なシステムにより、Nike のエアジョーダン1や Adidas の Yeezy といった人気商品の真贋を素早く判定し、再販業者やマーケットプレイス、小売店を支援します。

Entrupy は、昨年(2019年)1年間で1億7千万ドル(約187億円)以上に相当する顧客のブランド品を、AI を活用したソリューションで保護しましたが、スニーカーの再販に関わる事業者を保護し、消費者が安心して本物の商品を購入できるよう、今回の新しいシステムを開発しました。経済協力開発機構(OECD)の発表によると、2016年に税関で押収された偽造品のうち、総額の22%をシューズが占めています。スニーカーファンが増加し人気モデルへの需要が高まったため、偽造品製造者にとっての魅力も高まっていると言えます。

「信頼は消費者にとって何よりも重要な問題です。とりわけ商取引が急激にオンライン化するとともにグローバルな規模になり、サプライチェーンが不透明になりました。信頼の欠如は商品の売り上げを妨げる一方で、信頼の悪用は業界全体を崩壊させる可能性があります。偽造品売買の悪影響から消費者と販売者の双方を守るのが、LCT です」(ヴィデュース・スリニヴァサン、Entrupy 共同創業者 / CEO)

Entrupy の AI を活用したブランド品鑑定サービスは現在、世界中のリユース店、小売店、マーケットプレイス、税関などで利用されていますが、LCT も同じように機能します。Entrupy のテクノロジーは高度な画像解析と、本物と偽造品から収集された何百万点もの独自のデータベースを使用し、人間の専門知識を客観的な判断基準と拡張性のあるソリューションで補います。現在、このシステムで市場全体のおよそ2割を占める人気商品の真贋を即時に判定することが可能で、対応ブランドと商品は継続的に追加される予定です。

「Yeezy 一足はルイ・ヴィトンのハンドバッグほど高価でなくとも、偽造品が市場に混入してしまった場合の代償は同じです。偽造品売買は多くの人が考えるような、被害者の存在しない犯罪ではありません。環境を汚染し、人身売買を促し、組織犯罪の主な収入源となっているのが偽造品販売です。実際に、2015 年にパリで発生したテロの資金の一部は、偽造スニーカーの販売によって調達されていました。この問題に市場が求める規模で対抗するための、確実な方法が必要な時期にきています。」(ヴィデュース・スリニヴァサン、Entrupy 共同創業者 / CEO)

「Legit Check Tech」についての詳細は、以下をご覧ください

https://sneakers.entrupy.com/ja

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