Entrupy、LVMH のアクセラレータープログラム La Maison des Startups に参加

2019 年 9 月 11 日(ニューヨーク): AI による真贋鑑定サービスを提供するEntrupy は、モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン SE(LVMH)が主催する La Maison des Startups の参加企業として選抜されたことを発表しました。第 3 期を迎える同プログラムは、LVMH と革新的なスタートアップ企業との協力を促進し、LVMH 傘下の 75 ブランドおよびラグジュアリー産業全体における先進的なソリューションとサービスを開発するために設立されました。

Entrupy は6ヶ月のプログラム期間中、パリにある世界最大規模のスタートアップ施設である Station F に専用のワークスペースを構え、「メゾン」と呼ばれる LVMH の各ブランドと連携して協働の可能性を検討します。プログラムには、メゾンに対するデモおよびピッチセッションの機会と、ワークショップ形式のネットワーキングや専門家によるコーチング、プレゼンテーション、メゾンを率いる関係者との非公式な会合などが含まれています。

今期のプログラムには 1,000 件以上の応募が集まりましたが、選抜されたのはわずか 26 社でした。Entrupy はそのうち数少ないフランス国外に拠点を置く企業のひとつで、商品の鑑定を専門とする企業としては唯一の参加です。プログラムには、認知度拡大、オムニチャネル、物流、クライアンテリング、インストアエクスペリエンス、データ、パーソナライゼーションなど、ラグジュアリー産業に関連する多種多様なテクノロジーを開発する企業が選抜されました。

「 La Maison des Startups に選抜されたのは大変喜ばしいことであり、業界が直面する困難を理解している他のスタートアップ企業とのコラボレーションが楽しみです。特にラグジュアリーブランドにとって、偽造品は急激に増大している問題ですが、それらがサプライチェーンに流入するのを防ぐのが、私たちが提供するソリューションです。偽造品問題に立ち向かい、次世代の革新的テクノロジーの先陣を切るべく、このような名誉あるブランドと密に協力する機会を楽しみにしています」(ヴィデュース・スリニヴァサン、Entrupy 共同創業者 / CEO)

AIとコンピュータビジョンを活用した Entrupy のソリューションは、99% 以上の精度で、数秒にして高級ブランド品の真贋を判定することが可能です。本ソリューションは物理的な商品のエコシステムにおいて世界中で採用されています。Entrupy はブランド業界に関わるすべての関係者を偽造品の取引から守ることを目標とし、現在そのソリューションはリユース事業者だけでなく政府機関や小売業者、オンラインマーケットプレイス、メーカーなどで活用されています。

La Maison des Startups について詳しくはこちらをご覧ください(英語サイト)

https://lamaisondesstartups.lvmh.com/en/